2015年5月26日火曜日

燃費計をつくる その2

燃料噴射のメカニズム


まず一般的な燃料噴射のメカニズムについて調べてみた。
 
 クルマの燃料は燃料タンクにある燃料ポンプによって圧力をかけられ、燃料配管に送られる。燃料配管はエンジン内部にあるインジェクターとよばれる噴射装置(超高精度のソレノイド電磁弁)につながっており、ECUからの制御でインジェクターが開くと配管にかかる圧力によって燃料が噴射される。おそらくこんな感じ。(図1)

左上のタンクにあるポンプから右のインジェクターへ
ECUからの制御で噴射。(大きさ比は適当)
 じゃあ、ECUからインジェクターへ信号がでているはずなのでそれを取得できる・・・と思ったが、どうやらそこの仕組みは、バッテリーからの12Vをインジェクターに通し、そのマイナス側(アース側)をECUに引き込んでその中でアースへの接続、接続解除を制御しているようだった。つまり制御信号自体はECUより外側には行かず、ECU内部で直接リレーかなにかで制御しているようだ。
不思議。

 私は整備書は持っていないので確証はないが、おそらくFD3Sも同じ制御だと思う。(図2)


ECUの中でスイッチ(実際はリレー?)で制御。 

 つまり、ECUからの燃料噴射信号線と今までいっていたものの、実際OUTではなくINであり、そこにインジェクター(ソレノイド)を動かすほどの割と大きな電流が流れたり、止まったりしていることになる。燃料噴射量を測定するには、その値を取得できればいいはず。

次はその信号の詳細について

続く。

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