シンプルな構成。 |
前回の記事に若干写っていたが、こんな感じでまず、Arduinoへ適当に接続してみる。
クランプセンサーは抵抗をはさんでAnalogINに接続するだけで、簡単に値が取れる。
参考にしたのは以下。
そして、次にFD3Sはどこに燃料噴射信号線があるのかを調べる。
昔はディーラーに聞くと整備書とか見せてくれたらしいが、最近は企業コンプライアンスがキビしく、お得意様でもそういった情報は公開されなくなっている。
ネット上にあるだろうと思いきや、ない。
海外サイトまで調べてみるもなかなかにマニアックすぎてそういったものはでてこない。
ネット上にあるだろうと思いきや、ない。
海外サイトまで調べてみるもなかなかにマニアックすぎてそういったものはでてこない。
~ 完 ~
うーん・・・なんということしょう・・・
ここで詰んでは、ブログをここまで書いた意味がなくなってしまいそうだ。
仕方ないので、昔知り合いから譲り受けたRX-7関係の雑誌に必要な情報がないか、物置から引っ張り出してみることにした。
大量の資料? |
その中に、1冊だけECUの情報があった。
その名も「RX-7 オーナーズブック」。
FD、FCのDIYするであろう範囲を網羅している簡易整備書といったところで、基本的な分解方法やら配線図などが事細かに書かれている。これはすごい。
今後、常にクルマに積んでおくことにした |
それによると、ECUは助手席の足元左側、内張りの裏にあり、エンジン側に接続口がある。(なので、作業は助手席足元へ頭を突っ込むというつらい姿勢を強いられる。)そして、車両搭載状態のECUにはでっかい白いコネクタが三つ接続されている。その一番上のコネクタが今回必要なもの。
※ちなみにこれは6型の情報。
助手席足元左の内張りをはずすとこんな感じ |
そのコネクタの下側、手前側の緑色の4線がそれぞれインジェクターへの信号らしい。
ちなみにこれらのハーネス類はすべて絶縁テープでまとめられていてクランプしづらいので、テープをはずしておくと作業がやりやすくなる。ただし、絶対に信号線へ傷をいれないように!
中央に移っているコネクタの下側4線がインジェクターへの信号線 |
さて、この4線についてだが、詳しく説明する。この13B型ロータリーエンジンは1つの燃焼室(レシプロでいう一気筒)に対して、「プライマリーインジェクター」と「セカンダリーインジェクター」2つのインジェクターを備えている。燃焼室は「フロント側」と「リア側」の2つ(2ローター)なので4つもインジェクターへの線があるということになる。
プライマリーインジェクターは常に噴射、セカンダリーインジェクターは回転数に応じて不足分を噴射したりするらしいので、今回はプライマリーインジェクターへの信号を測定することにする。(いずれはセカンダリーも測定する必要がありそうね)
フロント側のプライマリーインジェクターにつながる信号線の場所も把握したし、Arduino側にはクランプセンサーからの値に基づいて、プログラムを作成した。(次の記事で、詳しく書きます。)
では、いざ行かん。
続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿